木曾山林資料館

                   

[この題字は演習林管理棟の入口に掲げてある館銘板の文字から起こしたものである。木曽町開田高原在住の椙本清美氏の揮毫による。]

木曾山林資料館2014.5.24OPEN

TEL.0264-22-2007 

〒397-8567 長野県木曽郡木曽町新開4236 木曽青峰高校新開キャンパス内

噴火から5年を迎える御嶽山

噴火から5年を迎える御嶽山

 2014年(平成26年)9月27日に突然噴火し、死者・行方不明者63名という戦後最大の被災者をだした御嶽山の噴火から5年の年月が過ぎました。あのとき御嶽山に登っていて命からがら生還された方・被災された方のご家族の皆さん・救助に当たられた地元町村の関係者の方々にとっては、長くもあり短くも感じられる5年間であったと推察いたします。

 今日の御嶽山の姿をご覧にいれます。撮影地点は、木曽町キビヨ(昔の木曾福島スキー場の跡地)す。乗鞍も穂高も見えるのに、残念ながら御嶽山だけは田の原から上は雲がかかって見えませんでした。

 あの噴火のとき、木曽山林高校OBの垣外冨士男さん(昭和45年3月卒)は、王滝頂上から八丁ダルミを通って頂上に向かっているところで噴火に遭遇したそうです。そのときの詳しい状況は、ご本人がヤマケイ新書『ドキュメント御嶽山噴火』(山と渓谷社, 2014.12)の中に書かれています。
 噴火から5年経過した今、改めて噴火の恐ろしさを思い起こしてみてはいかがでしょうか。(本日の撮影) 

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