木曾山林資料館

                   

[この題字は演習林管理棟の入口に掲げてある館銘板の文字から起こしたものである。木曽町開田高原在住の椙本清美氏の揮毫による。]

木曾山林資料館2014.5.24OPEN

TEL.0264-22-2007 

〒397-8567 長野県木曽郡木曽町新開4236 木曽青峰高校新開キャンパス内

文書類の整理と登録

文書類の整理と登録

 朝、スタッフ3名で展示室のカギを開けるとともに、コロナ感染予防のために消毒剤を浸み込ませた雑巾で、玄関やトイレのドアノブ、階段の手すり、受付テーブル等をしっかりと拭きました。

 今日の仕事は書庫の奥に保存してあるバインダーで350冊ほどの文書類を整理し、登録作業をするための前段階の整理です。この文書は平成13年(2001)の木曽山林高校創立100周年のときに、明治時代からのすべての文書を集めて分類整理したものですが、その後20年近く経過して、その後の文書も含めて再整理をしようということで、今年度の大きな目標にしているのです。
 かつての文書目録と現物を照らし合わせて確認し、必要に応じてバインダーを入れ替えたり、資料的に意味をなさないものを除去したり、二人で相談しながら仕事を進めましたが、全体の十分の一も終わりませんでした。前途多難です。
 たまたま、昭和初期の不況時代の生徒の就職関係書類を見ると、「第一志望・御料林、第二志望・満州」というような記述も見られ、今と同じようにあの時代も苦労していたのだなと感じました。

 この仕事は当分、スタッフの間でリレーしながら根気よく進めていく予定です。

« »