木曾山林資料館

                   

[この題字は演習林管理棟の入口に掲げてある館銘板の文字から起こしたものである。木曽町開田高原在住の椙本清美氏の揮毫による。]

木曾山林資料館2014.5.24OPEN

TEL.0264-22-2007 

〒397-8567 長野県木曽郡木曽町新開4236 木曽青峰高校新開キャンパス内

木曽発季節のたより

ようやく秋たけなわとなりました

先週(11/7)のブログで、木曽の秋はすでに終わったと書きましたが、“どっこい”植物たちはじっくりと寒気を待っていました。
木曽のケヤキなど大きな木は、すでに濁ったチョコレート色になっていますが、カエデやツツジ等の小さめの木は、色鮮やかに変身していました。平年より2週間遅れの紅葉です。

この写真は、校門から5mほど奥のオオモミジの木です。普段は全く目に入らないような木なのですが、きょうは「私がトップモデルよ!」と言いたげに輝いていました。
左にある“どでかい”石の校名碑は、木曽山林高校が閉校になっても、なお長くここにその存在を示すように立っています。

冬が近づく御嶽山・田ノ原

例年なら、今頃は秋まっさかりなのですが、今年は紅葉を素通りしてごげちゃ色のくすんだ木々ばかりです。
ここ2・3日、朝の冷え込みも厳しくなってきました。
そこで、「木曽発 季節の便り」は一気に初冬に飛びました。御嶽山の王滝口・田ノ原の現在の景色をご覧にいれましょう。
紅葉はすでに終わり、初雪はうっすらとありましたが、積もりませんでした。

めったに見られない静かな御嶽山のたたづまいを鑑賞してみてください。

ONTAKE2240スキー場は、12月7日のオープンを控えて、リフトの搬器の取付やコースの柵の設置等が急ピッチで進められています。村道八海山~田ノ原線は、11月6日に冬期間通行止めに入りました。

冬は直ぐそこまで来ています。

やっと主役登場です!

信州は雨の多い秋でした。災害も発生して落ち着かない日々が続いています。

昨日の朝、ようやく秋の主役・マツタケが採れました。産地は資料館のある木曽町新開杭ノ原地籍です。
大きい方は、傘の直径10cm、くきの長さ18cm。小さい方は 6cm×10cmでした。
まわりの山はようやくポツポツと赤や黄の色が見えてきましたが、まだ全体的にはくすんだ色合いのままです。
今年は燃えるような赤は期待できそうにありません。
せめて、今日の写真で秋を感じてください。

 

山の木々が少し色づいてきました

今年の木曽谷の紅葉は、例年より10日くらい遅れているようですし、人によっては紅葉しないで葉が落ちてしまっているという見方をしています。どちらかというと、町場の公園の木々は色づき始めているのに、山の木々は黒緑色のままという感じです。

それでもグランドから演習林を眺めた写真を一枚撮影してみました。
少し色づき始めたのかな・・・と来週に期待をしています。

資料館に御嶽海コーナーを開設しました!

今年の紅葉前線はまだまだ長野県には降りてきません。
山裾にちらちら黄色の葉が見える程度で、斜面は緑一色です。

というわけで、今日の「季節の便り」はまたまた御嶽海に登場願いました。
安藤先生が「祝 優勝」の幟旗を持ってきてくださったので、急遽、「御嶽海コーナー」を設けました。
まだ、「マンガ武道風土記 緑の木曽谷にハッキヨイ」の掲載された雑誌『武道』3冊と、信濃毎日新聞社が不定期に発行している御嶽海の活躍の記録をまとめた冊子4冊だけですが、だんだんに充実させていきたいと思います。

御嶽海はいま巡業の真っ最中です。最新情報によると、出羽一門の栃ノ心・栃煌山らといっしょに、朝8時の稽古始めから土俵下に勢揃いして、若手に声をかけたり、稽古を付けたり、充実した日々を送っているそうです。

遅い秋の訪れ

今年の秋はどこへいったのだろうという会話が交わされるほど秋の訪れは足踏みしています。
マツタケはおろか雑キノコもさっぱりです。きょうの私の昼食は、スーパーで購入したマツタケ入りのおこわでしたが、人工的な香りがプンプンして気持ち悪かったです。

資料館の周りや演習林の吊り橋の付近を歩いて、秋を探してみましたが、校門を入って右手の前庭のドウダンツツジがかろうじて色づきはじめていました。これがきょう私が見つけた「小さな秋」です。

御嶽海優勝おめでとう!

今、木曽谷は御嶽海の2度目の優勝という快挙に沸いています。役場や学校や、商店の軒先にも「優勝おめでとう!」の懸垂幕が下げられています。
当資料館でもささやかですが受付テーブルの横に、優勝した9月22日の夜の号外を飾りました。御嶽海は実はこの資料館のある木曽青峰高校新開キャンパスの旧木曽山林高校の相撲場で、高校3年間稽古に励んだのです。

 

ところで、もう1枚の画像をご覧ください。

『武道』という名前の月刊誌です。日本武道館が発行している剣道・柔道・弓道等々いろいろな武道を網羅している格調高い専門誌です。
その8月号から10月号にかけて3回連載で「緑の木曽谷にハッキョイ!」というタイトルで、御嶽海を生んだ木曽の相撲が紹介されています。
「日本武道風土記」というシリーズのひとつで、それぞれの地方に独自に花ひらいた武道を、地域の自然や人々の取り組みの中で紹介しています。作者は、マンガ家の[田代しんたろう]さんです。木曽には6月下旬に取材に訪れ、この資料館にも2時間ほど滞在して、昔の山林学校の相撲部が町の相撲大会で活躍したことや、御嶽海の高校生活のエピソードなどを仕入れていきました。

ご覧になりたい方は、木曽町交流センター内の図書館と、当資料館で閲覧可能です。

噴火から5年を迎える御嶽山

 2014年(平成26年)9月27日に突然噴火し、死者・行方不明者63名という戦後最大の被災者をだした御嶽山の噴火から5年の年月が過ぎました。あのとき御嶽山に登っていて命からがら生還された方・被災された方のご家族の皆さん・救助に当たられた地元町村の関係者の方々にとっては、長くもあり短くも感じられる5年間であったと推察いたします。

 今日の御嶽山の姿をご覧にいれます。撮影地点は、木曽町キビヨ(昔の木曾福島スキー場の跡地)す。乗鞍も穂高も見えるのに、残念ながら御嶽山だけは田の原から上は雲がかかって見えませんでした。

 あの噴火のとき、木曽山林高校OBの垣外冨士男さん(昭和45年3月卒)は、王滝頂上から八丁ダルミを通って頂上に向かっているところで噴火に遭遇したそうです。そのときの詳しい状況は、ご本人がヤマケイ新書『ドキュメント御嶽山噴火』(山と渓谷社, 2014.12)の中に書かれています。
 噴火から5年経過した今、改めて噴火の恐ろしさを思い起こしてみてはいかがでしょうか。(本日の撮影) 

林内作業車の運転練習

きょうは、朝方は肌寒かったのですが、気温は急速に上昇。湿度もグングン下がって、爽やかな天候となりました。

先週に引き続き、青峰高校生の実習の様子を紹介しましょう。
きょうは「農業機械」という科目の実習で、林内作業車の運転です。林内作業車は初めてなのでエンジンのスタートと作業車の平地での運転を繰り返しやりました。


写真でおわかりのように、空は青く澄み渡り気持ちの良い野外実習です。演習林の木々はまだ紅葉の気配はなく、きのこ類も今年は陽気が暑すぎて全然顔を出しません。

ヒノキの皮剥きをしました

今日は秋雨前線の動きが少し予報を外れて、まあまあの天気になりました。
森林環境科の先生が、今年の春に演習林で間伐したヒノキの皮剥きを試しにやりました。
50年ちょっと経った樹です。カメラを向けてシャッターを押そうとすると、ヒノキ独特の芳しい香りがあたりに充満しています。樹が生きているという感じがひしひしとします。

今日の試しはそろそろ皮剥きをしないとムシが入るかもしれないということでやってみたのですが、まあ大丈夫のようでした。
近いうちに生徒が実習で皮剥きをし、室内で陰干しをしてから製材ということになります。

夏から秋への端境期は「季節のたより」も苦労しますが、そろそろキノコの季節を迎えますので楽しみにしてください。