[この題字は演習林管理棟の入口に掲げてある館銘板の文字から起こしたものである。木曽町開田高原在住の椙本清美氏の揮毫による。]
TEL.0264-22-2007
〒397-8567 長野県木曽郡木曽町新開4236 木曽青峰高校新開キャンパス内
このコンテンツは、明治から大正にかけて木曾山林学校の生徒が作成した雑誌を、スキャナーで読み取ってPDF化したものです。雑誌作成の実務は、生徒・職員・卒業生で構成された「校友會」という組織の中に編集委員会を設け、そこに指名されて所属した生徒が担当する先生の指導のもとで、取材・執筆・速記・編集等を行ったのです。
雑誌の名称については下のような変遷をしていますが、全体として校友會の手になるものなので、「校友會報アーカイブ」としました。
・第1号(明35.10発行) ~ 第11号 『校友會報』 年2ないし3回発行
・第12号(明43.10発行) ~ 第18号 『岐蘇校友』 月1回発行
(郡下の町村役場・小学校・青年団等にも配布し、林業啓蒙誌としての役割をもたせた)
・第19号(明44.5発行) ~ 第169号 『岐蘇林友』 月1回発行 第3種郵便の扱い
(第48号、第92号および第165号~第169号は、行方不明で現物なし)
この校友會報アーカイブには、関連する「校友會報等総目次」という検索可能な目次データがあります。校友會報は個々の号の目次が統一した形式で作られてはいないので、どんな記事があるかを調べるのに手間がかかります。そこで1号から164号までのすべてのページをめくって、目次を再構築する作業を行い、4,800を越える項目を拾い出してエクセル形式のデータに集約しました。この「校友會報等総目次」で、検索することにより目的の記事が絞られたらば、それをもとに「校友會報アーカイブ」でその号をダウンロードし、該当する記事を読むことができます。
この上のエクセル形式のファイルでは、ボリュームの関係でたんなるエクセル形式で目次データが並んでいるだけですが、この総目次をマクロを使って多角的な検索ができるようにしたものもあります。関心のある方でそれを操作してみたいという方は、「お問い合わせ」のサイトからお申し込みください。
CDに入れたものを郵送いたします。
<付記>この総目次の作成にあたっては、『木曽山林高校100周年記念誌』の編集長をされた、元木曽山林高校教諭 手塚好幸氏の絶大なご協力によるところが大であったことを申し添えます。
*なお、この校友會報アーカイブの元になった信州地域史料アーカイブは、NPO長野県図書館等協働機構(長野県図書館協会)が中心となり、貴重な地域史料をデジタル化し公開しているもので、原本や写本の高精細画像に、現代訳、翻刻・訓読、解説が付き、誰でも読むことができます。木曽山林学校関係史料は、校友會報第1号、岐蘇林友第19号、第144号の3点の他に「木曾山林学校要覧」が、”7教育、人物・伝記”のページで公開されています。こちらもご覧になってください。