[この題字は演習林管理棟の入口に掲げてある館銘板の文字から起こしたものである。木曽町開田高原在住の椙本清美氏の揮毫による。]
TEL.0264-22-2007
〒397-8567 長野県木曽郡木曽町新開4236 木曽青峰高校新開キャンパス内
木曾山林資料館のそもそもの母体は木曾山林学校/木曽山林高等学校です。この学校がどんな学校だったのかを一口で述べることはむずかしいことですが、明治34年の創立から108年つづいた林業専門の実業学校/実業高校でした。 この学校を知るには、このホームページや木曾山林資料館の展示全体を見ていただくことが一番手っ取り早いかもしれませんが、ここでは、この学校の歴史をみていくうえでの基本になる歴史上のエポックを年表形式で表示してみました。
年月日 | 記事(出来事) | ||
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西暦 | 年号 | 月・日 | |
1900 | 明33 | 10.24 | 郡立乙種山林学校の設立認可おりる |
1901 | 明34 | 4.20 | 授業開始、生徒数67名 |
1901 | 明34 | 5.15 | 開校式挙行 |
1901 | 明34 | 7.19 | 甲種山林学校設立認可おりる |
1902 | 明35 | 4. | 演習林設置 |
1902 | 明35 | 10. | 「校友会報」第1号発刊 |
1904 | 明37 | 3. | 第1回卒業生28名巣立つ |
1906 | 明39 | 2.10 | 県立移管について文部大臣認可 |
1908 | 明41 | 12. | 県議会において校舎新築の予算可決 【4ヶ年事業、66,763円35銭】 |
1911 | 明44 | 11. | 校名が「長野県立木曾山林学校」と改称される |
1913 | 大2 | 10.1 | 新開村杭ノ原に新築校舎竣工、落成式挙行 |
1914 | 大3 | 6. | 校歌制定(作詞:吉岡郷甫 作曲:松村伍鹿) |
1920 | 大9 | 4. | 1学級増となる 「長野県木曾山林学校」と改称 |
1921 | 大10 | 10. | 創立20周年記念式典挙行 |
1929 | 昭4 | 4.1 | 木工専修科設置(昭9年廃止) |
1933 | 昭8 | 11. | 創立30周年記念式典挙行 |
1944 | 昭19 | 4.1 | 長野県林業技術員養成所併設(昭22.5廃止) |
1947 | 昭22 | 4.1 | 木材工芸科設置 |
1948 | 昭23 | 4.1 | 新制高等学校となり、長野県木曽山林高等学校と改称 |
1948 | 昭23 | 6.1 | 定時制課程併設。楢川・上松・大桑・読書の4ヶ町村に分校設置 |
1952 | 昭27 | 4.1 | 定時制課程を木曽東高校に移管 |
1960 | 昭35 | 3. | 県議会において校舎全面改修の件、可決 |
1963 | 昭38 | 4.1 | 木材工芸科を工芸科と改称。コース制設置(加工・デザイン) |
1963 | 昭38 | 10.25 | 新校舎落成。創立60周年記念式典挙行 |
1966 | 昭41 | 3.5 | 蘇門林設置(新開村黒川地籍;8.5ha) |
1967 | 昭42 | 4.1 | 林業科コース制設置(経営・林産・土木) |
1973 | 昭48 | 4.1 | 工芸科をインテリア科と改称 |
1980 | 昭55 | 4.1 | 林業科、日本学校農業クラブへ加盟 |
1981 | 昭56 | 6.2 | 蘇門会館新築落成(本館南東側) |
1982 | 昭57 | 11. | 農業クラブ全国大会、農業鑑定(林業科)で最優秀賞受賞 (この後、昭60まで4年連続最優秀賞をとる) |
1986 | 昭61 | 4.1 | 林業科のコース制を経営・土木・情報の3コース制とする |
1988 | 昭63 | 7.13 | インテリア科棟並びにプール完成式典挙行 |
1990 | 平2 | 9.10 | 寄宿舎改築竣工 |
1994 | 平6 | 3.3 | 林業体育特別教室棟竣工 |
1994 | 平6 | 4.1 | 林業科コース制を森林科学・土木工学・情報流通の3コース制に インテリア科のコース制を生産工学・情報デザインの2コース制とする |
2001 | 平13 | 5.19 | 蘇水会館(100周年記念事業)完成 |
2001 | 平13 | 10.6 | 創立100周年記念式典挙行。100周年記念誌『山霊生英傑』発刊 |
2007 | 平19 | 4.1 | 林業科・インテリア科ともに募集停止(青峰高校への移行措置) |
2009 | 平21 | 3.7 | 木曽山林高校最後の卒業式挙行。木曽山林高等学校閉校式典・108年を語る会挙行 |