木曽の初夏をいろどる「朴葉巻」をご存じですか。
ホオノキの新しい葉が伸びたときがベストタイミングです。
米粉で作った皮でこしあんをくるみ、それを大きなホオノキの葉でくるみます。
これを蒸し上げると出来上がりというシンプルな和菓子です。
昔も今もそれぞれの家庭で、家の裏にホオノキがあって、その葉を使って作るのです。この写真のように、アツアツに蒸し上がり、葉をほどいたときの香りが何とも言えません。
さて、今年の初夏はもうひとつベストタイミングなイベントがあります。
木曽出身の「御嶽海」が所属する「出羽海部屋」の合宿が木曽で行われます。
6月20日、今日から木曽町の七笑(ななわらい)にある木曽町の「町民相撲場」を会場に力士が汗を流します。この合宿を終えて名古屋場所に乗り込むのです。
この合宿は今年が初めてです。来年以降も、木曽谷のツユどきの6月の年中行事になることを期待しています。