今、木曽谷は御嶽海の2度目の優勝という快挙に沸いています。役場や学校や、商店の軒先にも「優勝おめでとう!」の懸垂幕が下げられています。
当資料館でもささやかですが受付テーブルの横に、優勝した9月22日の夜の号外を飾りました。御嶽海は実はこの資料館のある木曽青峰高校新開キャンパスの旧木曽山林高校の相撲場で、高校3年間稽古に励んだのです。
ところで、もう1枚の画像をご覧ください。
『武道』という名前の月刊誌です。日本武道館が発行している剣道・柔道・弓道等々いろいろな武道を網羅している格調高い専門誌です。
その8月号から10月号にかけて3回連載で「緑の木曽谷にハッキョイ!」というタイトルで、御嶽海を生んだ木曽の相撲が紹介されています。
「日本武道風土記」というシリーズのひとつで、それぞれの地方に独自に花ひらいた武道を、地域の自然や人々の取り組みの中で紹介しています。作者は、マンガ家の[田代しんたろう]さんです。木曽には6月下旬に取材に訪れ、この資料館にも2時間ほど滞在して、昔の山林学校の相撲部が町の相撲大会で活躍したことや、御嶽海の高校生活のエピソードなどを仕入れていきました。
ご覧になりたい方は、木曽町交流センター内の図書館と、当資料館で閲覧可能です。