木曾山林資料館

                   

[この題字は演習林管理棟の入口に掲げてある館銘板の文字から起こしたものである。木曽町開田高原在住の椙本清美氏の揮毫による。]

木曾山林資料館2014.5.24OPEN

TEL.0264-22-2007 

〒397-8567 長野県木曽郡木曽町新開4236 木曽青峰高校新開キャンパス内

今日は箱づくりです

今日は箱づくりです

新型コロナウィルス感染防止のため休館が続いていましたが、ようやく再開となり「資料館の日常」がもじ通り始まりました。
今日のテーマは箱づくりです。資料館で扱う文書類を保管するための箱で、中性紙を使った箱です。桐(きり)の箱が一番いいのですが、高価ですし、扱いが厄介になりますので、中性紙のボール紙を特別に注文して、そこに見本の箱をばらして設計図を描きました。これには木曽青峰高校インテリア科の高木先生がCADを使って見事な図面を描いてくれました。
それをカッターナイフで丁寧に切り出し、折り曲げる位置の線に沿って折り目を入れ、定規を当てながらピシッと折ります。あとは組み立てですが、大変な手間がかかります。
下の箱と上の箱、二つを作って底板の紙を入れれば完成です。
書類を入れて、乾燥剤と防虫剤をさりげなく入れれば、当分の間ほうっておいても文書はシャキッとしています。
地味ですが、これも資料館の大切な仕事の一つです。

 

 

 

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