朝、きょうのスタッフ4人でお茶を飲んでいると、窓の外で「ギャーギャー」という濁った大きな声がします。
15メートルほど離れたところの木の梢に大きなアオサギが止まっていました。
資料館の東側には小さなダム湖があるのですが、そこは普段はカルガモが群れています。最近は泥が厚く積もって水深が浅くなったせいで、コサギ・ダイサギ・アオサギたちが浅瀬に降りて魚を狙うようになりました。
しかし、崖の上の資料館に近い樹林帯に来たのは初めてです。1日中、ときどき上がってきてはギャーギャー鳴いていました。もちろん、資料館の見学に来たわけではありませんが、我々としては珍客の来訪だと喜んでいます。
午後3時過ぎに、東京から一人来館者が見えて、明治時代の山林学校創立時のエピソードを熱心に聞いてくださいました。
アオサギが呼びよせてくれたのかなと一瞬思いましたが、それは私の妄想です。
こんな一日もあるのです。