2014年(平成26年)9月27日に突然噴火し、死者・行方不明者63名という戦後最大の被災者をだした御嶽山の噴火から5年の年月が過ぎました。あのとき御嶽山に登っていて命からがら生還された方・被災された方のご家族の皆さん・救助に当たられた地元町村の関係者の方々にとっては、長くもあり短くも感じられる5年間であったと推察いたします。
今日の御嶽山の姿をご覧にいれます。撮影地点は、木曽町キビヨ(昔の木曾福島スキー場の跡地)す。乗鞍も穂高も見えるのに、残念ながら御嶽山だけは田の原から上は雲がかかって見えませんでした。
あの噴火のとき、木曽山林高校OBの垣外冨士男さん(昭和45年3月卒)は、王滝頂上から八丁ダルミを通って頂上に向かっているところで噴火に遭遇したそうです。そのときの詳しい状況は、ご本人がヤマケイ新書『ドキュメント御嶽山噴火』(山と渓谷社, 2014.12)の中に書かれています。
噴火から5年経過した今、改めて噴火の恐ろしさを思い起こしてみてはいかがでしょうか。(本日の撮影)