朝、スタッフ3名で展示室のカギを開けるとともに、コロナ感染予防のために消毒剤を浸み込ませた雑巾で、玄関やトイレのドアノブ、階段の手すり、受付テーブル等をしっかりと拭きました。
今日の仕事は書庫の奥に保存してあるバインダーで350冊ほどの文書類を整理し、登録作業をするための前段階の整理です。この文書は平成13年(2001)の木曽山林高校創立100周年のときに、明治時代からのすべての文書を集めて分類整理したものですが、その後20年近く経過して、その後の文書も含めて再整理をしようということで、今年度の大きな目標にしているのです。
かつての文書目録と現物を照らし合わせて確認し、必要に応じてバインダーを入れ替えたり、資料的に意味をなさないものを除去したり、二人で相談しながら仕事を進めましたが、全体の十分の一も終わりませんでした。前途多難です。
たまたま、昭和初期の不況時代の生徒の就職関係書類を見ると、「第一志望・御料林、第二志望・満州」というような記述も見られ、今と同じようにあの時代も苦労していたのだなと感じました。
この仕事は当分、スタッフの間でリレーしながら根気よく進めていく予定です。